6月末に皆様のご協力を得て、日本サッカー協会公認 A級U−12という資格を取りに行きました。この資格は、U−12(小学生)年代の指導のスペシャリストの育成を目的として作られているものです。
以前からこの資格を取得するようにいろいろな方に言われていましたが、なかなかタイミングが合わずに延び延びになっていました。
今年になり、家庭が落ち着いたこと(笑)などいろいろなタイミングがうまく重なり、何とか受講にたどり着きました。ただ、この資格を取ったからと言ってスペシャリストになれるとは思いません。
ここから勉強のスタートが始まるのだと思います。そのスタートの手助けをしてくれる資格だと自覚しています。
久しぶりに資格を取りに行きました。新たなものが勉強できたり、忘れていたものを思い出させてくれたり、新しく知り合いになり仲間となっていただいた方との出会いが何よりの財産です。
そして、久しぶりの指導実践ではいい緊張と、自分の指導について意見をいただけることへの楽しみがありとても新鮮な気持ちでできました。貴重な時間をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
では、なぜ今資格を取りに行かないといけないのでしょうか?今のままでも十分仕事はやっていけますし、これを持っていると何か得をするというものでもありません。
なぜかというと、やはり、今の自分ではだめだという気持ちが強いからだと思います。
今のままではだめだ。変わらないといけないという気持ちが強いのです。
この気持ちは、毎日顔を合わせている子供たちと接していると日に日に強くなっていきました。自分の力のなさ、勉強不足な自分に、腹が立ち、がっかりしています。
そんな気持ちから何かを変えないといけないという思いがすごく高まったのが一番の理由です。
それともう一つあります。それは子供たちです。今の子供たちを観ていると、自分から何かに挑戦をしていくという面が少なくなっているように感じます。
与えられたものの中で挑戦することはあっても、自分の道を自分で切り開き、進んで行くんだという気概が観れなくさみしくなることがあります。
そんな子供たちに、こうやって自分で進んで行くんだよというのが少しでも見せることができれば良いなという思いもあります。(少し大げさですかね(笑))
なにはともあれ、皆様のご協力に感謝しています。その中で、もっと勉強をして、今の自分よりもっとレベルを上げて子供たちの前に立っていけるようになればという思いです。
皆さんにもご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
FCカミノヘッドコーチ吉川尚男
素晴らしい。
子どもの動向は我々大人が関与している部分も多いかなぁと感じます。
管理し過ぎ、与え過ぎ等、
日々精進したいと思います。