いくつか練習試合を重ねて新チームの傾向が見えてきましたので皆さんにもお知らせしておきます。
新チームに感じることはまずポテンシャルの高さです。どういうことかと言いますと、分かり易く言えば、可能性を感じると言いますか伸びしろが沢山あると感じます。
これは指導者にとって嬉しい事でありまして、殻を被っている彼らの能力をどう出して伸ばしてやるか毎日悪戦苦闘しています。
次に感じる事はマイナスの面ですが、責任感の無さを感じます。これは3年生の人数が多く、また彼らが積極的な選手が多かったせいもあると思いますが、1,2年生は彼らに任せておけば大丈夫だという形で過ごしてきたと思います。そこのところで、自分たちの代になったとき、なかなか意識が変わらずに困っていると思います。
では、責任感とはなんでしょうか。それは「やらなければいけないことをやり抜く力」だと思います。
サッカーでも、チーム運営でも選手一人一人がやらなければいけないことがあります。また、このやらなければいけないことは年齢、年代によっても変化します。当然年齢が上の選手の方が責任の重さは増えてきます。これらのことを身に着けるうえで、指針となるものがあります。
私が中学生を指導していくうえでその年代に身に着けてほしいこと、題して「選手育成三段階」というものがありますので紹介しておきます。
一段階(1年生)言われたことを正確に早くできる段階
二段階(二年生)言われなくても正確に早くできる段階
三段階(三年生)状況を把握し、判断して実行できる段階
「チーム運営三段階」というのもありますので合わせて紹介します。
一段階(1年生)指示を理解し行動できる段階
二段階(二年生)下級生に指示を出せる段階
三段階(三年生)下級生に指示を出させる段階
です。
これらは中学生年代で身に着けることだと思います。そして身に着けてこれらを常にやり抜くことで責任感は身についていきます。
自分ができないのに人に指示は出せません。出せたとしても人は聞きません。それぞれの選手が今自分がどの段階にいるのかを把握して次の段階に進められるように精進して欲しいと思います。
そして責任感を身に着け、新たなシーズンで感動とパワーを皆様に伝えられる選手、チームになるように頑張ってくれることを祈っています。
FCカミノ代表吉川尚男
小学生時代とのギャップを感じながら過ごしてきました。
吉川コーチのコメントを拝見するたびに、カミノに入って良かった。と実感しています。ただ凄すぎて、いっぱい書きたいのですが、コメントを書きづらく今日までなりました。
3年生が抜け、1、2年生のスタートラインと言う事ですが、保護者も今まで3年生保護者に甘えていた分頑張らないとと言う気持ちになりました。中学校3年間はあっと言う間です。親として出来るサポート、応援、支援しかないですが、子供達の笑顔を見る為に頑張っていきたいと考えています。
よろしくお願いします。